ノンラミパックとは、ラミネート加工を必要としないため、ヒートシールタイプの紙包材と比べてプラスチック使用量の削減とコストダウンを実現した、中身が見える新しい紙パッケージです。
ビジネスフォーム印刷ならではの技術・設備を活用することで、包装資材業界ではあまり使われていなかった方法から新たな価値を生み出すことに成功いたしました。
パッケージの全てを紙で製造すると中身を見せられないという課題がありました。
ノンラミパックは紙とOPPフィルムを糊で接着することで、中身を見せながらプラスチック使用量の削減を実現した紙パッケージとなります。
また、重量比は紙が最も大きくなるため、紙製容器包装に分類され紙マーク表記となります。
包材の製袋加工ではヒートシール方式が一般的となっており、紙パッケージの場合はヒートシール性を持たせるため、紙とPPなどのプラスチックフィルムを貼り合わせるラミネート加工が必要となります。
当社のノンラミパックは紙とOPPフィルムを直接糊で接着するため、ラミネート加工は不要になります。
プラスチックの比重を下げられる
紙の重量比は60%以上を実現
ラミネートの原材料費および加工費用を省き、コスト削減と納期短縮
当社が採用するオフセット印刷はグラビア印刷の版代に比べて非常に安価になります。
版の内容変更や小ロット短納期に対応することができます。
1,000枚 ~印刷&製袋が可能です。
「最低ロットが多いために出た余り」の廃棄をなくすことに貢献
トータルコストが削減できます!小ロット多品種のアイテムを扱うお客様にも最適です。
また、紙に対する印刷はグラビア印刷に比べ、オフセット印刷は微細な仕上がりを得意としております。
UVインキを使用することで乾燥性の高さから、インキの定着が良くなります。
紙と相性の良いオフセット印刷を採用。
鮮やかで微細な仕上がりになります。
ノンラミパックの製造方法に関連する内容で特許権を出願しております。
世界的な環境対応意識の高まりから企業のSDGsへの取り組みが本格化。
PB(プライベートブランド)商品のパッケージに環境配慮型の採用が計画されている。
バイオプラ等は見た目で消費者に伝わりにくい
各製紙メーカーで森林は管理しており、使用した分の木は新たに植樹するなど、森林伐採にならないよう配慮しています。
木はCO2を吸収し固定した状態で紙となります。
焼却処分の際に出るCO2は、吸収し固定されたCO2のため、カーボンニュートラルの考え方では排出量としてカウントされません。
資源有効利用促進法に基づき、紙製容器包装であることを識別するためのマークのことを言います。
素材が紙のみの場合だけでなく、紙+プラスチックが接着されている場合でも紙の重量比を51%以上とすることで、紙マークの表記が可能です。
脱プラ=プラの包材→紙素材の包材へ
減プラ=プラの包材→51%以上を紙素材の包材へ
横スクロールできます
オフセット印刷UV印刷することでインクが落ちにくい | グラビア印刷 | |
---|---|---|
印刷表現(紙) |
○
シズル感のある印刷表現
|
△ |
文字表現 |
○
微細な文字もシャープに表現
|
△ |
小ロット対応 |
○
小ロット・多品種に対応
|
△ |
サイズ対応 |
制限あり
最大サイズなどの制限あり
|
〇 |
版代 |
低
色毎にかかる版代が不要
|
高 |
インク着肉量 |
薄い
|
厚い |
横スクロールできます
商品を下から入れるタイプ
商品を上から入れるタイプ
釣り針や手芸テープなど
小さいサイズ
ボディタオルやアパレルなどの大きいサイズ
フッター部分を紙にすることでPR(印刷)面積を広げることに成功。
ヘッダーを部分的に下へ伸ばすことでPR面積と紙比率を大きくしたタイプ
OPPを無くし、紙のみで構成した脱プラタイプ
中身は見えないタイプですが、オフセット印刷ならではの微細な印刷でシズル感のある表現が可能です。
クラフト紙を使用すれば、よりエコを演出できます。
ヘッターの紙を無くし、前面がOPP・裏面を紙で構成した低コストタイプ。
紙マーク表示可能
ノベルティーなどの企業PRにもオススメです。
カラーの絵柄が同じで、部分的に黒文字が数パターンあるパッケージは、黒文字をバリアブル印字することでコストを抑えることが可能です。
小ロット多品種などの商品に最適